加賀染織工芸館では時代半衿展
大正時代の半衿が中心です。
この時代の半衿に対するこだわりが半端でないことが
よく分かります。
それは季節に応じたというより、とても敏感に半衿を
コーディネートしていたことが伺えるのです。
父である会長は着物がまだ地味で高価であった為、
半衿でその季節感や洒落感を出していたのではと
私に語ってくれました。
着物が多様にまた、十分豪華になっている現代では
半衿で凝らなくても済んでしまっていることの裏返し
かもしれませんね。
JR加賀温泉駅 隣り きもの華や内
加賀染織工芸館
6月26日(日曜日)までの開催。
入場無料。水曜定休です。