石川国際交流サロンで時代子供のきもの展を開催
恒例になりました、新春特別企画は時代子供のきものを展示いたします。
すでに新聞等でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回のテーマは「加賀に伝わる親子の愛」
いつの時代も変らぬ親子の愛情を百年前の子供の着物にもみることができます。
裕福な家ではお誂えの祝着をつくっています。今のお金で言えば50万円はするような感覚ですね。庶民においては親か兄弟のお古を仕立て直し、背中には背守り押絵紋を付けています。なんとも可愛らしいものです。
こんな愛情を注がれたら子供たちも親に感謝せずにはいられないでしょうね。
加賀友禅をお仕事になさっているかたも必見です。繊細な表現を子供の着物とはいえ手を抜かずに見事なまでに描いています。交流サロンの贅沢な空間でみる時代着物は特別マッチして見ごたえがあります。
今年は4日、日曜日まで休館されて通常定休日の月曜、5日からの開館です。どうぞお誘い併せの上、暖かくしてご来場下さい。
■と き:平成21年1月5日~11日
午前10時~午後6時 金・土は午後8時まで
■ところ:石川国際交流サロン
金沢市広坂1-8-14 TEL 076-223-8696
(駐車場はございません)
■入場 無料
■主催:加賀染織保存会
■後援:北國新聞社
石亭さんの筋向いになります。
このお屋敷が交流サロンになります。
玄関先です。お目出度いのしめを飾りました。 一番大きな部屋の展示です。
このほかに4つの部屋に分けて、約50点を展示しています。