きものdeさんぽ 京都南座前進座公演

去年に引き続き2回目の前進座とNPOきものを着る習慣をつくる協議会の共同企画特別イベントが南座で開催され、当加賀支部からは5名で参加しました。
金竹堂さんでかんざしを見て、祇園・いし田さんのお弁当を頂いて、桟敷席に。今回は両花道。贅沢な観劇となりました。とても見ごたえがあって感動しましたとの感想を得て、スペシャルのおまけ公演。舞台にあがっての役者さんと記念撮影と、普段では味わえない体験をして、南座を後にしました。
今回の洛中散策は老舗扇子店の「宮脇賣扇庵」さん。歴史と風格が漂う落ち着いたお店です。店長の高嶋さん、係りの伊藤さんに店内の歴史や扇子の歴史などを伺いながら、踊りをされている人は舞扇子をたくさんの中から選んでいました。
つゆしゃぶの「ちりり」さんでおなか一杯お食事を頂いて、帰路に。雪の心配も無く、やはりお天気に恵まれた京都のきものdeさんぽでした。

この大きなテーブルの上に旧店舗の天井が据えられています。そこには16枚の天井板に各3枚の地紙が貼り付けてありますが、それぞれ明治を代表する京都画壇の手になるもの。景年、玉堂など草々たる面々の直筆の絵がかかれています。

そういえば、かの友禅斎も扇絵師でした。飾り扇子など大量に作らない、少量づつつくる扇子は今でも日本画家が描いているそうです。