お出かけを楽しくするバッグのご紹介その1

大分県・別府の竹工芸はグッチにも採用されてとても有名です。伝統的工芸品として作られているこの竹篭にこれまた、国の重要無形文化財に指定されている結城紬をインナーに使用した、何とも贅沢なお洒落バッグです。
伝統的工芸品だけあって、作りから色合いまで違います。存在感が漂う逸品です。
紬のインナーも単に中身が見えないようにというだけではなく、少々篭の量(かさ)をオーバーしてもこのインナーがカバーしてくれるんですね。渋い竹素材に誠にぴったりと、しっくりいっているのがわかると思います。お値段決してお安くありませんが、細かい竹の編み込みと永く使えて、使うほどに味が出てくることを考えると流行物には無い魅力と価値があります。(税込み価格¥89,250)
この型の一回り大きいものもあったのですが、下の写真の方がお求めになりました。とても重宝にして下さってます。今日のお召し物も絵羽付けに紬で織ったもの。からし色の帯がとても効いています。黒地の羽織でさらに全体を引き締めて渋さを演出していますね。とってもおしゃれでした。

今回は後ろ姿でということで。次回はぜひ正面からお願いします!