藍染 加賀のれん 松竹梅

加賀のお国染 という江戸時代から金沢で染められ、庶民の暮らしで使われていた「のれん」です。

この作品は、加賀お国染ミュージアムにも展示しています花岡コレクションの中から、選りすぐりのデザインを現代に蘇らせた復刻品になります。

当時の作風に近づけるために、手紡糸の木綿生地を使用し、昔ながらの糯糊で防染し本藍染した、正に江戸時代からの製法にこだわった逸品です。

竹の柄が淡い藍色になっていますが、これは藍染する段階でこの色になったところで一旦生地を乾かし、竹の柄の部分をまた、糯糊で伏せて、更に全体を藍染して濃い藍色に染めています。一手間かけて味わいを深める、昔ながらの染め職人の心意気とも言えます。

当然のことながら、のれん はくぐるものですから裏表がありません。厚地の木綿生地を使用する際は、糊が裏まで通らないので、防染の作業は裏表の両面行わなければならない大変なものです。

実際にご使用になる際は、藍が付くことをご承知おきください。

お部屋のインテリアとしてお使い頂くことをオススメします。

掛ける場所につきましても、直射日光が当たる場所はお避け下さい。陽が当たったところだけ、早く退色します。

汚れた場合のお洗濯につきましても、漂白剤が入った洗剤は使用せず、手洗いの押し洗い、バスタオルで軽く巻いて脱水して、陰干しして乾燥機にはかけないでください。

竿通しのマチは5cmあります。直径3cmまでの棒が通せます。

日本人にとって最も愛着のある藍染加賀のれんで、貴方のお部屋に和の寛ぎを演出下さい。

巾 83cm 長さ 147cm

価格 100,000円 税別