大風呂敷に魅せられて
本日、本店にご来店のお客様は、里見町側(本店にはタテマチ側と二つの出入り口があります)からは入ってみえました。見附に掛けてある時代大風呂敷をみて「なんと素敵なものが!」と感心されたご様子。スタッフの出村がお相手しながら旅の方とわかり、どちらへ?と尋ねると、「21世紀美術館へ朝顔を見に」「息子が仕掛けたもんだから」!!!「も、もしかして、日比野勝彦さんのお父様?」「はい」!!!ということでご両親と妹さんがご来店になりました。出村も岐阜の出身とあって、話は弾み、先々週まで「ひびのこづえ展」をしていましたとか話していました。そこに店主も加わって、「実は私の娘(中二)も朝顔を植えたんですよ」とお伝えすると「それはご苦労様した。これ、お嬢さんに」と、岐阜のPRグッズで日比野さんデザインのペンセットを頂きました。
ご両親は別に美術関係の方ではないのですが、妹さんも陶芸をされているとか。お母様にどのような言葉を掛けてお育てになられたのですか?とお尋ねしたところ、「好きなようにさせてたのよ」とのこと。息子さんの才能を信じてなかなかこの言葉は出ません。さすが、このご両親あっての克彦さんとお見受けしました。(違ってたらゴメンナサイ)
日本のあちこちで「朝顔プロジェクト」は行なわれているようですが、中にはあまり育たず、来年の為の種が取れない所もあるそうです。金沢の21世紀美術館を取り巻く朝顔は元気に育ったようです。省エネにもつながったこのプロジェクトを親という立場から見守る人がいたことを、今日知りました。ありがとうございます。