京都・顔見世、勘三郎襲名披露に感動

吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 十八代目中村勘三郎襲名披露。
もう、これだけでわくわくしてしまいますよね。昨年の四代目坂田藤十郎襲名披露も素晴らしい舞台でした。今年は、さらに人気の役者さんとあって、チケット入手も大変でしたが、お客様と楽しく観ることができました。ありがたいことです。夜の部では口上があり、いろんなご縁、ご恩を大切にされてこの梨園(歌舞伎界)も成り立っていることが理解できました。わずか11歳の清水大希くんが勘三郎さんの部屋子になっての、二代目中村鶴松。この子の将来も楽しみですね。聞けば、天才子役として十分名も知れているとのこと。部屋子という、この世界の英才教育制度でさらに一流となっていくのでしょうね。厳しい世界の中で、彼は本当に好きで舞台に立っていることを誰もが感じるオーラを出しています。本物だなと感心しながらの今年の顔見世でした。