ご清聴ありがとうございました。
最も緊張する時間が何とか終わりました。
8月25日の白山市、工房うるわしでの講演を何とか終えることが出来ました。昼食をとって最も睡魔が襲ってくる魔の時間午後2時からの2時間。約40名近くの方が熱心に、誰一人居眠ることも無く聴いて下さいました。やはり受講料まで払っていらっしゃる方は学ぶ姿勢が違うんですね。内容の方はというと、とても高度なことはお話しできませんので、解り易くて良かったと云われた感想そのものが物語っていると思います。
「先生の今日のお召し物は何ですか?」というご質問から話しが始まりまして、「昭和33年以降のお生まれの方は?」「ということは、ほとんどの方が私より先にお生まれですから、皆様が先生ですね!」という具合です。まあ、なんと取り留めの無いお話しに皆様聞き入ってくださったことかとただただ感謝でした。工房長の山瀬真吾さんは「染とは、いかに染めないかなんです」という話しに感心されていました。さすが、耳(?)の付け所が違うなと感心いたしました。実は山瀬晋吾先生の弟様、山瀬泰吾先生には店主は高校時代音楽を習いました。音楽の道を勧められたのもお兄様の晋吾先生だとか。それはそれは厳しい教え方で、合唱部でもない単なる音楽専攻の我々に対して、音大か?と思うほどのレッスンと教官室で一人づつ呼ばれて行われる実技試験!課題はなんと「コールユーブンゲン」でした。今でもその時のフレーズが口に出ます。音楽専攻の1年から3年全員とと合唱部、ブラスバンド部合同のオレンジコンサートというものも企画され、参加しました。今となれば厳しい発声練習も良い思い出で、お陰さまでカラオケでもその成果が発揮され?社会人なってとっても役に立ちました。今も社会人のコーラス部をご指導とか。ご兄弟で芸術の世界で大成されていらっしゃるお二人ですが、今後益々のご活躍をお祈りしています。