きものクリニック後の加工一例です。
タテマチ本店では、5月にきものクリニックをしました。
今月は、そのお手入れ品がどんどん仕上がってきました。
クリニックに出して下さった皆さん、ありがとうございます!
そんな中から、一例です。
こちらの写真は、お客様の洗い張りが終わり、身丈が
足りない為、足し布をします。お客様の寸法に合わせて
足し布位置を決めます。
この時は、ほどく前にみえなかった汚れやシミ等も
確認します(左下にある緑のシールは、シミ箇所)
こうして、寸法を確認しお仕立てをしていきます。
すると、仕立て上りは、こんな感じです。
(↑上の写真は、これから加工をしますので、出来上がりは後日)
きものは別ですが、左の写真は私の私物です。
私のきものも身丈が足りず、生地を足して仕立て直し
しました。実際に着ると、帯の下に隠れますので、
足し布生地の色は、特に気にしませんでした。
これからは、夏に向かっていきますのでどちらかといえば浴衣が多くなります。
もし、秋冬に着用したい着物があって何とかしたい!方、心配せずにお持ち下さい。
ついでに・・・
こちらも私の私物ですが、羽織から名古屋帯にお仕立てしました。
単衣時期に締める帯がなかった為、薄地の色も気に入り重宝しています。
さりげない感じのお太鼓柄が気にいっています。
生地が柔らかいので締めやすく、力がなくても
十分締めれます。
(多少の汚れ等、ご了承ください)
これから梅雨時期のに入ると、タンスは湿気が溜まります。
点検のいいきっかけになりますように・・・。
(荒谷)