『時代銘仙展』 店内展示 6/24(日)まで!

↑『時代銘仙展』展示中です!

着物文化の一時代を築いた『銘仙』

平織の絹織物の一種であり、伊勢崎・秩父の機場を中心に織られていました。
江戸時代、玉糸(節のある太い生糸)や熨斗糸(絹の屑糸)を用いた『太織』
から転じて生まれたもの、と言われています。

経糸の数が多く、筬目(おさめ)が千もありそうな細かい織であることから、
江戸時代には『目千』『目専』の字が当てられ、
『銘仙』の字が用いられたのは明治以降のこと、といわれています。

大正時代には、需要に応じデザイン性の高いものが多く生産され、
一般大衆の日常着・外出着として利用されました。

↑当時流行した「モダニズム」の影響が特徴的です。

こうした歴史的背景をふまえながら見ていると、
本当に当時にタイムスリップしたような感覚になります。

お越しの際は、どうぞじっくりとご覧になって下さい 。

(コメント:谷内)