個性を競う加賀友禅

昨日、伝統加賀友禅工芸展を観にいってきました。
ちょうど、上田外茂治さん、柿本市郎さん、窪田裕兆さん、
中町豪太さんがいらしてお話しできました。

柿本さんからは選考の様子をお聞きしました。
店主がちょっと驚いたというか、安心したことが
一つ、ありました。

それは、入選作を選ぶにあたって、一枚一枚、装した
着姿も見ながら審査を行なっているとのことでした。

他の展覧会ではないことだと思います。
加賀友禅保存会の皆さんは技術だけにとらわれず、
あくまでも着姿も良くなければいけないとの認識が
あるとのことで、安心したわけです。

銀賞に入った、藤田美紀さんの作品も着装して
審査員の目に叶ったそうです。

店主がみても素敵な着物です。
上前のポイントは少し、低いのですが・・・
柄が沢山描いてあれば良いというものではありません。
すっきりと描いています。

大切なのは着る人が映えることなのです。
素敵な加賀友禅になるためのアドバイスはこれからも
店主はしていくつもりです。

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