リニューアルなった石川県立美術館で法隆寺展を観ました
一年お休みしていた美術館が本日、ようやく改修工事も完成してリニューアルオープンしました。
表通りから正面玄関が見えるようになり、開放的で明るい雰囲気になりました。
「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」も大変な力の入れようで、よく「国宝 玉虫厨子」を持ってこれたなあと、感心するばかりです。大野玄妙(おおの・げんみょう)法隆寺住職もおっしゃられていましたが、嶋崎館長さんはじめ美術館の皆さんの努力の賜物でしょう。
金沢で拝めることの有り難さを感じます。
実は第3土曜日は朝の7:30から「土曜クラブ」という異人種交流会がありました。
もう、20年も続いている講師を招いて、お話をお聞きして、一人一人が感想を述べるという小さくもユニークな会です。店主は向かいの大友さんに誘われて以来、10年のお付き合いです。
第3土曜日の朝なら都合が付きやすいだろうということからこのような開催日と会の名前になったのでした。
さて、本日のゲストは広大舎の谷田暁峯先生で、演題は「佛の教えは家に在り」でした。
真宗大谷派お坊さんなんですが、長くミサワホームにお勤めされ、8年前から辰口のご自宅を「広大舎」と命名され、そこを聞法道場とされて在家仏教の教えを説いていらっしゃる方でした。
とても楽しいお話で、店主はとても分かりやすく「暁烏敏全集」の刊行にも携わった先生のお話で、今まで遠い存在のものが近くなった気がしました。
県美の展示にも親鸞聖人の資料が展示されており、今日は何かと仏様とご縁のある日になったのでした。南無阿弥陀仏