加賀友禅技術振興研究所(仮称)設立準備委員会に呼ばれました
中日新聞web 石川版 9月4日の記事より
店主はまだ見ていないのですが、NHKニュースなどで見たよと言われました。
山出市長さんが
「金沢は金箔と加賀友禅が工芸の2枚看板です。何とか知恵を出して、技術支援、情報提供、後継者育成、販路拡大を図って欲しい。」
ということで、今年度設立準備委員会を開き、来年度から研究所を立ち上げたい意向です。
加賀染振興協会の石山理事長さんがメンバーを選ばれ、店主も先月お願いされました。
当店も「加賀友禅の店」と謳っている以上、放って置けません。私でお役に立つのならばと、委員の依頼を受けました。
来年3月までの間に何回か委員会を重ねて、来年度から立ち上げたい意向です。
委員には友禅師の柿本市郎さんを始め、染屋さん、糊屋さんなど生産の立場の方、商社さん、美大の先生、有識者の方々、今日は欠席でしたがきもの雑誌の「七緒」の編集の方もいらして、それぞれの立場での問題点も聞けて勉強になりました。
店主は「着物離れ」という言い方はお客様を悪者する言い方で嫌いです。きものの魅力、加賀友禅への憧れは全く色あせてはいません。ただ、一部の粗製濫造を続けるとブランド全体のイメージを下げてしまいますと、意見しました。
この業界がよくなってもらえたらと願わずにはいられません。