十三詣りがお天気にも恵まれて華やかに開催されました


不思議と雨に降られたことのない十三詣り。今年も金沢・小立野の天徳院さんで行われました。今年は、NPO和装教育国民推進会議さん、営業写真協会さんのご協力も得て、昨年より多くのご参加をいただき、とてもにぎやかな雰囲気に包まれました。

一文字奉納は「友」「明」「輝」「桜」などの一文字を書かれていました。

いつもながら、厳粛な雰囲気の中、神妙に祈祷を受けている子供達と、見守るご両親や御祖父様、御祖母を見ていて自分まで心安らぎます。昨年より、ご参加の新中学生の皆さんには椅子席をご用意。これなら安心と評判です。

女子はこのときから大人のきものを着ます。そして、肩揚げなどをします。二十歳までがこの着方です。最近のお子様は皆お育ちが良く、肩揚げしないでも着られる方も多くなっていますが、この肩のタックがとても可愛いのです。

日本のあるべき姿、風景だなと思えてなりません。今年で8回目ですが、続けてこの素晴らしい風習が後世に伝えられたらいいなと思う店主でした。