江戸藩政時代の紺屋にタイムスリップ
近所の女将さんが紺屋(染屋)に風呂敷の注文をしに着たという想定です。
石川新情報書府「加賀のお国染の技と美(仮称)」のDVD制作も追い上げに入っています。TV番組としても面白いものに、という委員会の指導を頂いて、時代劇風に使われ方のシーンや解りやすい解説を入れて構成を変えました。
昨日はその撮影。処は前回ロケを行った、金沢市西町の旧園邸・松向庵。役者さんに鬘も付けてもらっての本格的な時代劇撮影でした。衣裳は会長コレクションのものを用意しましたが、サイズが合わず一部だけを使用。時代衣裳の梅若さんに着付けから小物のご用意までお世話になりました。さすがですね。ばっちり江戸時代になっていました。白生地や掛け物、桶などの小道具はコレクションと当店のものを使用。結構雰囲気をかもし出すことに貢献していると思いませんか?
当日は前日と打って変わって、底冷えのする寒さ。役者さんは寒い中、素足で何度もディレクターさんの注文に応えて、各シーンを演じていました。ご苦労様でした。
さて、どんなDVDになりますことやら、お楽しみに。
紺屋の主人が寺子屋に行く娘に、背守り押絵紋の付いた着物を説明しています。