『 白生地からの無地染め 』 って難しいです。

紬白生地(染め前)
白生地 (染前)

薄くて分かりづらいですが、黄色いシミがあります。
無地染めを行なった結果

紬白生地(染め後)
白生地(染後)

黄色いシミの部分が濃く出てしまった!

実は、しみ抜きでも取れないシミは無地染めをすると
濃く出てきてしまうんです。
その部分だけが生地の環境が変ってしまっている為です。

①「柄」として、逆に上手く利用する
②上から刺繍などを加えて隠してしまう
③「小紋染め」を上から行い、染め替える

など、状態によってその後の対処法は変ってきます。

時間の経ってしまった白生地を無地染めするのは
とても難しい事で、想定外の結果になる事もあります。

起こりうる状況に上手く対処し、
素敵な着物に変身させるのは、非常に熟練度の高い仕事です。

気になる着物があれば、まずお持込みください。
診断いたします。

(コメント:谷内)