加賀染織工芸館では100年前の長襦袢を展示中

JR加賀温泉駅となり 加賀染織工芸館 では、本日より時代長襦袢展を開催いたしております。
ご覧になった方は一様になんと華やかでオシャレな襦袢をこの時代の人たちはお召しになっていたことか!とビックリされています。

今回展示してあるのは型染めの友禅柄がほとんどです。
中には3種類の生地をうまく縫い合わせてあったり、付いてる半衿がとっても素敵だったりです。

ご年配の方は懐かしい!と言われる方も。
明治時代の終わりに欧州から日本に入ってきた科学染料とモダンな意匠柄は明治までの色柄とは全く違ってとても新鮮に見えたことでしょう。

また、それまで庶民には使えなかった色柄でもあることが、庶民の間で流行った理由かもしれません。
大正時代はある意味、日本の歴史の中で「ルネッサンス」であったのかと思います。

昭和に入ると今度は戦争の足音と共に軍事色が強まって、また庶民は好きなものを身に付けることが徐々に制約されるようになります。

今の世の中は、何の制約も無いのですが、残念ながら面白い楽しいものがどんどん無くなって、効率の良いものしか残っていないのが現状です。

しかし、いつの時代もそんな制約の中でオシャレを楽しむ人は必ずいて、それぞれ工夫しながら楽しんでいます。
なんとも頼もしいではありませんか。

そんな頼もしさやおしゃれ心を教えてくれる、時代長襦袢展です。

会場 :JR加賀温泉駅 となり きもの華や加賀店内 加賀染織工芸館 
会期 : 11月1日~30日まで AM10:00~PM7:00 水曜定休日