タテマチ本店内 加賀染織工芸サロンでは時代子供の着物展に展示替え

   

   

鮮やかな青紫の着物が目に飛び込んできます。
大正時代の女児の着物です。

紐飾り(紐を着物に付ける所の刺繍)は干し網の図柄です。
奥に見える唐草に七宝の家紋も素敵です。

小豆色の縮緬の着物も女児ようのもの。
霞に枝梅が勢い良く達者に描かれています。

明治の終わりから大正時代かけて、このようなカラフルな色の着物が染められるようになりました。今までの藍や地味な色から解き放たれたように、綺麗な色を使い出します。柄も多様になります。大正の初めにとても流行った柄があります。「文人」趣味の柄です。子供の着物だけではなく、のれんにも風呂敷にも見られます。

リクルートの季節には必ず、人気企業や職種のアンケートが発表されます。この時代はどうだったのでしょうか?親が子供になって欲しい職業などを着物の柄にも託したのでしょうか?

お誂えの時代の着物を見ていると、いったいどんな願いを込めて誂えたのだろうか?と気になってきます。興味が尽きません。

加賀のお国染花岡コレクション「時代子供の着物展」
■と き : 9月4日(木)~29日(月)
        AM10:00~PM7:00 水曜定休
■ところ : 金沢市タテマチ34 加賀友禅の店 ゑり華内
        加賀染織工芸サロン
■入場無料