かぶと帽子とちゃんちゃんこが可愛いです。


右の女児一つ身のきものとちゃんちゃんこには「綿」が入っています。


たたんで置いてあるものが、背守り付きの一つ身着物、中段がかぶと帽子です。

 10月はタテマチ本店で展示していた「時代子供のきもの展partⅡ」は、11月からJR加賀温泉駅・加賀染織工芸館での展示になります。先月は夏物の子供のきものを特集しましたが、今回は綿が入ったものなど、袷ものの特集です。特に、今回はかぶと帽子(宮参り帽子)とちゃんちゃんこが初お目見えです。何とも可愛いじゃありませんか。
 展示替をしながら、昔の子供のきものはとっても軽いなあと、つくづく思いました。糸がとっても細く、繊細に織り上げています。いつから生地の重さを競うようになったのでしょうか?店主は決して重いことが良いとは思っていません。やはり質が大切ですね。背守りの押絵紋も可愛いイチゴ柄もあります。ぜひ、観てください。11月27日まで。入場無料。すべて非売品です。背守り押絵紋は現代に蘇らせて楽しい今時のものをいろいろ創っています。ショップサイトからどうぞ。

 綿入れのものもあると言いましたが、ここでちょっとまめ知識を。
 「綿」というと皆さん、何を思い浮かべますか?綿菓子とか、綿棒という話しではなくて、素材です。コットン100%というと、木綿ですが古来日本で「綿」といえば絹のことを指します。蚕さんが作った繭を広げて綿とします。実はこの繭とてもよく広がるのです。日本に入ってきた順番からすれば麻、絹、木綿、ウール、の順番ですから、木綿が入ってきたところで、絹の「綿」は「真綿」と表現されるようになりました。木綿は木の綿ですから、「棉」という字があるようにこの方が適切といえます。


男の子のきものたち。


付紐の先にまで宝尽くしの柄が入っています。